イスラム教(中国)

回教/清真教
唐以来の中国においてイスラーム教を回教、イスラーム教徒を回族といった。
現在では清真教と呼んでいる。寺院(モスク)のことを清真寺

中国ではトルコ系の民族であるウイグル人のことを回鶻(かいこつ)と表記

中国のイスラーム教徒
唐代には海路、広州や揚州などにムスリム商人が来航し、蕃坊といわれる居住区に住み
大食(タージー)と言われていた。
沿海都市にモスクを建てイスラーム教がひろがっていた。

明の永楽帝の時の南海遠征で名高い鄭和が代表例

寧夏回族自治区
イスラーム教徒の集団を云う。

新疆ウイグル自治区のウイグル人は、独自の言語を維持

寧夏回族自治区の回族は独自の言語や文字を持たず漢人と同化してしまったが、イスラーム教の信仰だけは守っている

現在の中国にも北西部の新疆ウイグル自治区のみならず、北京市内などにもイスラーム教徒は多い。

2012年文学部