昨年、今年と2年間連続で女の子のコーチングをしている。30半ばのおじさんが新卒の22〜23歳のZ世代とどう付き合っていくかの奮闘記
そこで実践した内容、している内容を少しずつ書いて行きたいと思う。
1.セパ両リーグ制覇に気をつけろ
セパ両リーグ制覇はもっとも不名誉かつ指導員として許されない。
セパ両リーグ制覇とは、セ(セクハラ)パ(パワハラ)、こちらはそのつもりがなくても、相手の感じ方次第となる。疑わしきは罰せられると思い行動に気をつける。信頼関係構築とともに、相手との距離をしっかり見極めながら接する。
2.与えられる人になりたい
高校時代に挫折した。勉強もスポーツも恋愛も面白いことも大きなチャレンジもできて、人に多くを与えられるそんな人が周りに多すぎて、「どうせ、、、だろ」善人ぶってと思っていた。
無意識に妬んで羨ましかったんだと思う。
今では周りから少しそのような声が聞こえてきても与えられる人でありたいと思っている。
彼ら、彼女らとのその後の付き合い含め紛れもなく力があり、優しく、周りのことを考えられる高いレベルの人間だったと分かっているので。
そういう人に私もなりたい!
なぜかいつも成功する人が無意識にやっている「与えあう」のすごい効果
3.一緒に夢や野望を語る
私が1年目の時、夢や野望に近い怖い物知らずな発言をしていた。発想したことを子供のように発言していた。何も持っていない自分を無意識にアピールしていたのかもしれない。私のそのような発言を周りは否定などはせず、気にせず少し離れた目で見ていたように感じる。自分でも少しずつ、社会人経験を積むとともに丸くなってしまった。
彼女らも、私と同じように、いや、私以上に深く豊かな考えや発想を持っていて発言もしている。私は一緒に語りたいと思う。否定などもってのほかだが、気にかけずスルーすることもよくない。彼女たちの考えを受け止めて、そのテーマにたいして自分なりの考えを対等な立場で話しをしていきたい。二人とも毎日気になったニュースをピックアップして自分なりの見解や考えを上げてくる。一人目の子が自発的に始めたことだが、二人目の子もそれを引き継いで続けている。
私も全力でそのテーマに考えを返していきたい。
4.名門校スタイル
名門校は例外もありますが。
×優れた指導をしてくれる
○優秀な生徒がやることの足を引っ張らない
5.個性を殺すのは重罪
個性を殺さないように気をつけている。
そして、周りからも殺されないように。
千葉大の入試問題に「多様性って何だ?気持ちよさという罪」村田沙耶香さんの朝日新聞の記事が使われていた。
パスナビの解説に下記のような解答見解があった。
「個性という言葉は大人たちにとって気持ちがいい、想像がつく範囲を指していて本当に異質なもの、異常性を感じさせるものは異物として排除されている。」
「笑われて、キャラクター化されて、ラベリングされることは、安全な場所から異物をキャラクター化して安心する需要に見せかけた排除であるのに対し、奇妙な人を奇妙なまま愛し、多様性を認めることは、自分が異物のままお互い異物として誰かと言葉を交わしたり愛情を伝えあったりすることである。」とある。
自分のコントロール下で動かしていた人からすると、個性的な人が自分を脅かすような存在だと感じることはよくあることだと思う。
それがたとえ新人であっても。
「メディアは異物である私を受容すると見せかけてラベリングし、実は排除している。
なんとなく気持ちが良くて愛情深く見せつつ実は異物を排除しようとするような多様化ではなく、愛おしいとか好きとは言ってもらえなくても誰もがありのままの異物としてお互いに需要し合うことが当たり前になっているような多様化した世界になってほしい。」
個性や多様性の受容というのは難しい。
6.youで考えない、weで考える
youで考えるの命令&他責で接することになる。weで考えると一緒&自責で接することができる。
言葉遣いも〜〜やってではやく、〜〜やっていこうとなる