21世紀

2001年
9月11日 – アメリカ同時多発テロ事件発生[1][2][3]。イスラーム過激派によってハイジャックされた4機の旅客機がアメリカ合衆国内の複数の地上施設めがけ激突。死者2,993人。
10月7日 – アフガニスタン戦争開戦。
2002年
5月20日 – 東ティモールがインドネシアの占領から独立した。
10月 – モスクワ劇場占拠事件発生。鎮圧にあたったスペツナズによる有毒ガス使用の結果、人質129人が窒息死した。
2003年
2月 – スーダン西部でダルフール紛争勃発。
3月19日 – イラク戦争開戦。4月9日、バグダード陥落。イラクはアメリカ合衆国を中心とした連合国暫定当局の統治下におかれる(〜2004年6月)。
2004年
3月11日 – マドリード列車爆破テロ事件。191人が死亡。
9月1日 – ベスラン学校占拠事件。1181人が人質となり、犯人グループと治安部隊との間でおこなわれた銃撃戦の結果386人以上が死亡した。
2005年
7月7日 – ロンドン同時爆破事件発生。イギリスの首都ロンドンにおいて地下鉄の3か所がほぼ同時に、その約1時間後にバスが爆破され、56人が死亡。
2006年
6月3日 – モンテネグロがセルビアから分離独立した。
7月12日 – イスラエルによるレバノン侵攻。
10月9日 – 北朝鮮が初の核実験。
12月30日 – サッダーム・フセイン元イラク大統領の死刑執行。
2007年
6月29日 – 初代iPhoneがアメリカ合衆国で発売。
2008年
3月10日 – 2008年のチベット騒乱が発生。中国当局による武力鎮圧が行われる。
11月26日 – ムンバイ同時多発テロが発生。爆破と銃撃により、172人以上が死亡。
8月7日 – 南オセチア戦争が勃発。ロシアおよび南オセチア・アブハジアの分離独立派がグルジアに勝利。
2009年
1月20日 – バラク・オバマがアメリカ合衆国建国以来、初の黒人大統領として第44代アメリカ合衆国大統領に就任。
2010年
2010年欧州ソブリン危機。ギリシャが財政危機に陥る。同時にスペイン、ポルトガル、アイルランドなどが深刻な経済危機に見舞われ、2012年にはスペインが財政危機に陥った。欧州通貨統合によるユーロ防衛のためにとられている欧州諸国の緊縮財政政策によりユーロ圏の失業率は極端に上がり、スペインやギリシャの若年層は過半数が失業する事態に。
2011年
チュニジアのジャスミン革命が各国に波及し、アラブ各国で独裁政権に対するデモに発展(アラブの春)。エジプトではムバーラク政権が崩壊、リビアではNATOが軍事介入し半年間の内戦の末にカダフィ政権が崩壊するもさらなる内戦へ突入、イエメンも内戦へ突入しサーレハ大統領が殺害され、シリアではアサド政権と反政権側の対立に加え、アルカーイダ系組織らの介入などもあり内戦が泥沼化した。
5月2日 – アルカーイダの最高指導者でアメリカ同時多発テロ事件の首謀者ともされるウサーマ・ビン・ラーディンが、パキスタン・アボッターバードにてアメリカ合衆国特殊部隊との銃撃戦の末に殺害された。
7月9日 – 南スーダンがスーダンから分離独立した。
2014年
2月 – ウクライナ紛争 (2014年-)勃発。
サラフィー・ジハード主義のイスラーム過激派組織「ISIL」がシリア・イラク両国内で勢力を伸ばし、地域情勢が深刻化。アメリカ合衆国などが空爆を実施する事態となった。
2015年
パリ同時多発テロ事件などISIL支持者によるテロが世界的に多発する。
2016年
アラブの春を始めとした出来事に起因する難民問題などにより、欧米を中心としてポピュリズムが支持を拡大、ドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領が誕生する。
2020年
1月30日 – 新型コロナウイルス感染症の世界的流行:世界保健機関が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言[4]。
9月27日 – 第2次ナゴルノ・カラバフ紛争勃発。
11月10日 – アゼルバイジャン軍優勢の戦況で停戦。停戦協定によりアルツァフ共和国が領土の大部分を失う。
2021年
1月6日 – 2021年アメリカ合衆国議会議事堂襲撃事件:ドナルド・トランプ支持者が議事堂を襲撃。
1月20日 – ジョー・バイデンが第46代アメリカ合衆国大統領に就任。
8月30日 – アメリカ軍がアフガニスタンからの撤退を完了し、約20年間行われた軍事作戦を終結[5]。
2022年
2月24日 – ロシアによるウクライナ侵攻。